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13件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

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2001-05-31 第151回国会 参議院 厚生労働委員会 第13号

園長発言についても「患者完全収容の徹底とそのための強制権限の付与、懲戒検束権の維持・強化、無断外出に対する罰則規定創設等を求めるものであり、その内容もさることながら、ハンセン病患者を「古畳の塵」に例えるなど、表現の端々にも患者人権への配慮のなさが如実に現れており、当時の療養所運営の在り方をもうかがわせるものである。」、判決はこう言っているんです。

江田五月

1953-07-06 第16回国会 参議院 厚生委員会 第9号

それから患者基本的人権侵害であるといつて盛んに訴えます懲戒、検束に関します規定でございますが、現在現行法の第四条の二によりまして、所長所内秩序維持上必要があると認めますときは患者に対して懲戒又は検束を加えることができるということになつておりまして、その内容といたしましては省令で規定いたしまして戒告謹慎、それから監禁というふうになつておりますが、まあ先ほど事務局長からも申上げましたように、監禁

山口正義

1953-06-25 第16回国会 参議院 厚生委員会 第4号

藤原道子君 もうやめますが、懲戒検束をしなければ治安が保てないということが従来どの程度あつたかということを私伺いたかつたのです。それが一つなのです。大臣に私身の廻り品についてはどういうふうにお考えになつているかということは、あとでお答え願いたい。  そこで私大臣に最後に申上げたいと思いますことは、私はこういうふうに考えておる。

藤原道子

1953-06-25 第16回国会 参議院 厚生委員会 第4号

併し、その後の癩患者の意向もあり、又いろいろ検討いたしまして修正いたすべき点もあるやにも考えましたので、二、三これは修正いたして癩患者希望にも副つたほうがよかろうという点もあり、そういうことも検討いたして、今折角何とかよい案を作りたいと思つて努力いたしておる次第でございまして、只今仰せ強制検束ということはないわけでありまするが、いわゆる懲戒検束でございますか、さような検束は今後は緩和をいたしたいと

山縣勝見

1953-06-24 第16回国会 参議院 厚生委員会 第3号

所内秩序維持のためからでございますが、療養所長懲戒検束権限を与えてございますが、それが憲法に違反するのではないかというようなことなどを申しております。又患者並びに家族秘密を保持するという建前からいたしまして、都道府県知事、或いは市町村にいろいろ患者検診、或いは収容というような仕事をしてもらうのは困る、癩療養所長に直接やつて欲しいというような希望があつたのでございます。

山口正義

1953-06-24 第16回国会 参議院 厚生委員会 第3号

がおつて、そうしていろいろなだめたり、勿論療養が主でございますけれども、慰撫したりしておるわけでありますが、なかなかそれが十分に行きかねまして、そうして所長が心ならずも許可を与えざるを得ないのではないかというような事情もございますので、御承知かと思うのでありますけれども、今日の癩予防法によりますというと、外に出ました場合でも、法的に処罰する方法はございません、ただ園内におきまして、所長がいわゆる懲戒検束

曾田長宗

1953-06-22 第16回国会 衆議院 予算委員会 第7号

○武藤委員 そうしますと、すでに御存じでありましようが、癩患者希望しておりますのは、患者並びにその家族強制検診の問題、強制入所はあくまでも納得勧奨で行い、非人間的な強制収容はしない、それから患者犯罪人扱いにせず、逃走罪無断外出に対する罰則人権侵害である患者登録制園長懲戒検束権、苛酷なこういうふうな予防法、それから秘密保持に関した問題に等つきまして、患者はもう少し患者人権を考えてもらいたいということを

武藤運十郎

1953-05-30 第16回国会 衆議院 厚生委員会 第2号

第三点は、現行癩予防法におきまして、療養所の中で犯罪には触れませんが、療養所の中の秩序を乱す、他の患者療養に支障を与えるというような場合には、所長がこれに対して戒告あるいは謹慎、さらに状況によりましては検束を加えるというようなことも定められているのでありますが、この懲戒、検束規定の全廃を患者さん方は要望されておったのでございます。

聖成稔

1952-12-09 第15回国会 参議院 厚生委員会 第8号

併しながらこの癩予防法が制定されました当時から、癩が伝染病であるという科学的な点に立脚して制定されておりまして、それから只今問題になつております第三條の強制収容、或いはその他の国立癩療養所長懲戒、検束権限を与えてあるというような規定につきまして、私どものほうでいろいろ検討してみたのでございますけれども、先だつても申上げましたように、強制収容につきましては、決して初めからその収容に当つて強制力を行使

山口正義

1950-03-17 第7回国会 衆議院 厚生委員会 第14号

第二は該療養所入所患者に対する懲戒検束の執行については、本事件発生昭和三十五年二月二十七日厚生省医務局長及び公衆衛生局長連名をもつて管下施設に通牒されたのでありますが、所長懲戒権は一応回復したことにはなつておりますが、所長の行う監禁処分憲法違反であるという見解が強いために、最高検察庁及び法務府等においても、これに対する明確なる解釈を加え、即刻これを管下施設に通牒を発し、徹底させなければならないと

丸山直友

1950-03-17 第7回国会 衆議院 厚生委員会 第14号

確かにお話の通り、昭和二十二年の暮以来、楽泉園事件の際にこの問題は、事実上の停止を見るようになつたのでありますが、もともと問題の焦点は、今お話の中にございました特別病室と称する刑務所類似の建物について問題があつたのでございまして、各癩療養所にございまする懲戒検束の場所が、具体的に問題になつたわけではなかつたのでございます。

久下勝次

1950-03-17 第7回国会 衆議院 厚生委員会 第14号

丸山委員 そうしますと、これの対策としては一先般文書で出されておりましたのは、癩予防法第四條の二に定める懲戒検束に関する最高検察庁及び法務府の見解について、というのが玉村枝宮以下十数名の御連署で出ておるわけであります。これは厚生省及び療養所長といたしまして、最高検察庁及び法務府に直接お話になりまして、再びこの條項を生かしてこれを使つて行くというふうなことが出ておるわけであります。

丸山直友

1950-02-15 第7回国会 衆議院 厚生委員会 第5号

そこで秩序を保ち、これを救う方法について、政府でもまた療養所当局も困り抜いて、遂に大正五年に懲戒検束規定というものができまして、警察署程度治安維持、悪いことをしたら一時そこに入れるということになつたのであります。これでよほど賭博等犯罪は少くなりました。また院内の秩序もやや回復いたしましたけれども、これくらいのことではなかなか承知しない患者が数人はあつたのであります。

光田健輔

1950-02-15 第7回国会 衆議院 厚生委員会 第5号

その点についてただいまのお話のように、予防法の中に今のような懲戒検束権をつくるといいましても、憲法に背反したものはむりでございますので、従いまして園長としてやる場合には、せいぜい学校等でやつておりますほんとうの教導、善導の意味の謹愼を命ずるとか、あるいは戒告をするという程度でございまして、人身拘束はとてもむりなように思いますので、やはり人身を拘束するようなことは、正規の法務の方でやつていただきたい。

尾村偉久

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